某京大生の研究ラボ

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浪人すべきか、すべきでないかと悩むオマエへ

そろそろ

もう少しで私立大学の試験、それから国公立大学の試験が始まりますね。

大学全入時代、だれもが大学受験を経験する時代になりました。

しかし、だれしもが希望大学に行けるわけではなく、不合格という結果に涙をのむ人もいるかと思います。

そこでそこからどうするかとなったとき、一つの選択肢として浪人という道があります。

今回は僕自身経験した浪人について、浪人をするかどうか悩む受験生の道しるべ的な記事が書けたらなあとおもいます。

 

ろうにん【浪人】

  1. [名](スル)
  1. 古代、本籍地を離れ、他国を流浪している者。浮浪人。

  1. (「牢人」とも書く)中世・近世、主家を自ら去ったり、あるいは失ったりした武士。江戸時代には幕府の大名取りつぶし政策などにより著しく増加し、政治・社会問題となった。浪士。

  1. 入学試験や入社試験に不合格となり、入学や就職ができないでいる人。また、職を失って、きまった職のない人。「一年―して志望校を目ざす」

 

僕が言ってるのはもちろん3ですね。

世の中には「浪人は恥」だのなんだの言う人がいると思いますが

まずおおまかな僕の立場としては浪人肯定派です。

 

浪人のメリットデメリットについては、もう一億年と二千年前から議論されてますよね。

まずデメリットについて整理しましょう。

 

・予備校費がかかる

・大学に行くのが一年遅れる

・もし浪人して受からなかったらヤバイ

・夏期講習は7~8個は最低とらないといけないとチューターに脅迫される(実体験)

・予備校で喧嘩沙汰になることがある(実体験)

・いざ大学入学してから、新歓で現役勢に敬語を使われる(実体験)

ツイッターにはまる(実体験)

ニート、親のすねかじり、うんこ製造機などと揶揄される(実体験)

 

じゃあ次はメリットを整理しましょう。

 

・志望校に行ける可能性が広がる

・志望校に行けたら夢のキャンパスライフが待ってる

・夢のキャンパスライフでは恋人とたのしい思い出が作れる

・人生について考え直すことができる

・予備校におもしろい先生がいる

ツイッターでそれなりに有名になれる(実体験)

・新歓で『くまさんってあのツイッターの!?』と30回くらい言われる(実体験)

・予備校で出会った女の子とオイシイ思いができる(未体験)

 

 

まだまだありますけどね。書くの疲れました。

最大のメリットってやっぱ志望校に行ける可能性が広がるところですよね。

ただメリットもさておいて、不安になっちゃう、か弱い受験生がよくいう質問をあげて僕の思うところを書きます。

 

 

Q浪人しても成績が上がらないと聞きますが...

浪人なんてちゃんと勉強してれば成績なんて絶対上がるんですよ。一部の堕落したやる気のないやつがいるせいで浪人しても成績があがらないだのなんだの言われるんです。ちゃんと勉強してて成績が上がらないわけがない。

 

Q浪人しても第一志望に受かるかなんてわからないじゃないですか...

当たり前です。第一志望に受かるかわからないってことは現役時の受験にも当てはまります。じゃあ現役時、第一志望に合格できるかわからない...って思いながら勉強してましたか?って話です。浪人のみにおいて考えることではないです。「第一志望に行きたい」という気持ちよりも「受かるかわからない」という気持ちが強い時点で浪人には向いていません。その時点でおやめください。

 

大体こんな感じです。

あとは僕の考えをだらだら書きます。

 

僕が思うに浪人って全然していいと思うんですよ。

自分が行きたい大学に行ける可能性が広がるし。

人生について考えるようになるし。人間性に深みが出るし(揶揄)

僕は浪人してよかったなって思う。僕は特に賢くもない公立高校出身だったから、浪人してみて周りの賢い人の多さにびっくりして、いい刺激になった。それだから負けんとこうと頑張れたし。そして最終的には第一志望の大学に入れたから。「オマエはハッピーエンドだからよかっただけじゃないか!」って言われそうだけど、そもそもハッピーにエンドするために浪人するんだから。

 

でも浪人するにあたって色々考えないといけないことってあると思う。

 

まず

・本当にその大学に行きたい理由をはっきりさせよう

有名だから?立地がいいから?キャンパスがきれいだから?名物講師がいるから?女の子が可愛いから?好きなあの子を追いかけたいから?できるだけ中身が詰まった理由が好ましいです。というと、そこに受かって果たしてそのあと何がしたいのかを考えてください。そしてその大学がその他自分が受かってる滑り止めに比べて、どの点においてまさっていてそこに行きたいのかを明確にしましょう。滑り止めで受かった大学でもできること、実現することであればそこに行く意味ってなくなるじゃないですか。

 

次に

・ 一年間ちゃんと勉強に集中できるか?

浪人とは勉強が一日の98%を占める生活です。(あとは自慰です)

その毎日に耐えられる精神力が必要です。途中で投げ出したり、遊んでしまわないでしょうか?もっとも、僕の場合は幸いなことに受験勉強そのものは好きだったので、勉強自体が苦になることはありませんでした。ただスマホをいじりたい欲に常に駆られてました。そういう自分の欲をいかにおさえられるか、あるいは抑えるための対策を考えられるかが重要です。

 

 

でもだいたい重要なのはこのくらいですね。

上に挙げた、行きたい理由を考えるってのはいちばん大事です。できるだけ細かく考えてください。その大学に受かった後まで考えてください。

その大学に受かって自分は何をしたいのか、何故それをしたいのかと。

そうじゃないと自分の進むべき道を大学に入ってから見失うんですよね。

例えば僕は[大学合格]を受験の目標に設定していたため、本当にやりたいことがなかなか見つけられず今なお彷徨っています。

燃え尽き症候群ってやつです)(この悩みについては別で鬱記事を書きたい)

 

 

結論的には第一志望に行きたい理由がちゃんとあって、受験までの勉強の覚悟がちゃんとあるならさっさと浪人せいってことです。

 

次は僕の実際の浪人時代がどうだったか、またそこから得られる反省に関する記事を書きたいなあって思います。